まるごとジューシー南部どり

健康に育てる健康に育てる

南部どりは、全飼育期間中、抗生物質や合成抗菌剤を一切使わずに育てています。
アマタケがはじめて無薬飼育(※)することに成功したのは、平成11年のことです。

今でこそ食品会社は安心・安全が大前提ですが、
当時は抗生物質や合成抗菌剤を使わないで鶏を育てるという発想は
生産効率を第一に考えるブロイラー業界では、無謀な話。
無薬飼育(※)など考える人は誰もいませんでした。
初めはノウハウも何もないまま、ただ薬の使用をストップしたのですが、
病気に悩まされ、育成率が低下。とても厳しい状況でした。

それでもあきらめずに、病気の発生を抑える方法を考え続け、
フロアヒーティングを有効に活用することで
病原菌の増殖を抑制できる温度帯を見つけることができたのです。
さらに、飼育に合わせて一定の温度や湿度をコントロールするプログラムを開発、
同時にオリジナルに鶏種や飼料の研究を重ねることで
総合的に病気の発生を克服できたのです!

何よりも全飼育期間の無薬飼育(※)にこだわり続けていることは、
今でも変わらない「健康でおいしい鶏を育てたい」という考えのもと
私たちの誇りになっています。

※予防ワクチンを除きます(以下文中の同表現に補足)


健康に育てる:01

ほかほか床暖房。

ヒヨコの育成時は温かい環境が必要です。
ほかほかな床暖房でヒヨコたちはくつろぎます。
お腹を温めることで、整腸作用も高まります。

もう一つの目的は、鶏糞の乾燥です。
鶏糞が湿ってくると
コクシジウムという原虫が鶏の腸内に住みつき、
栄養吸収が妨げられます。
不健康な鶏になってしまうのです。
一般的には、これを抑えるために
薬を与えるのですが、私たちは
「健康な鶏をつくれば、薬は要らないのでは?」
と考えたのです。
これが、無薬飼育(※)の始まりです。


ウインドレスの鶏舎

健康に育てる:02

ウインドレスの鶏舎。

ウインドレス鶏舎は、
外的要因をコントロールできるので
四季を通じて鶏が快適に過ごすことができます。

南部どりの親鳥たちも
ウインドレス鶏舎で育てています。
病気として一番恐れているのは、
鳥インフルエンザです。
人、車両、野鳥、野生動物、飲料水、エサへの
ウイルスの侵入を防ぐため消毒を徹底します。
入気窓への防鳥ネットを設置したり、
鶏舎の周りに石灰を散布したり、
鶏舎内はいつも整理整頓しています。

外部からのダメージを守ってくれる
ウインドレス鶏舎は、無薬飼育(※)を実現する
大事な環境のひとつです。


鶏糞でボイラー。

健康に育てる:03

鶏糞でボイラー。

鶏たちを病気から守るため、床暖房で乾燥させている鶏糞ですが、
この鶏糞を燃やしてボイラーでお湯を沸かし、鶏舎にポンプで供給しています。
これが床暖房の燃料の一部になります。
エネルギーの再利用です。
農場では、鶏舎から成長した鶏たちが出ると、鶏舎の大掃除をしますが、
その際に、鶏糞を次のエネルギー資源として回収、保管しています。

鶏糞ボイラーによるエネルギーの再利用という考えは、
床暖房という無薬飼育(※)を可能にした飼育環境から生まれました。