まるごとジューシー南部どり

パートナー企業

interview 2017.5.8

伊藤忠飼料㈱/研究所

栃木県那須塩原市にある伊藤忠飼料様の研究所を訪れ、
南部どりのリニューアルにご尽力いただいた
研究技術チームの皆様にお話を伺いました。

伊藤忠飼料様は畜産飼料と種畜の供給や飼養環境の改善等を行なっている会社で、
アマタケとは創業当時からのお付き合いになります。
南部どり、岩手がもを抗生物質、合成抗菌剤を一切使わずに、
健康な鶏を育てたいというアマタケの挑戦に当時からご協力くださり、
その後も「もっとおいしい鶏を育てたい」という熱い思いに厚くご協力頂いております。

※伊藤忠飼料研究所ホームページ  http://www.itochu-f.co.jp/

4月に「南部どり」のリニューアルを無事に致しました!
今回で4度目となるリニューアルの試みは、
今までとは違い「消費者目線」を意識に入れながら
自社とキックオフのお話し合いを経てスタートしました。
何か新鮮に感じられたことはございましたか?

研究所所長 高橋様:
御社(アマタケ社)とは深いお付き合いをさせて頂いています。南部どりのリニューアルは実は今回私も初めて携わりました。2015年12月にアマタケ様からご提案があり、それが「消費者目線」での提案で、ある意味とても新鮮で新しい切り口だと感じました。

研究技術チーム長 上野様:
私も実は初めて今回、南部どりリニューアルに携わったんです。会社としては長年携わっていたので実施していることは知っておりました。今回けっこうメンバーが入れ替わっていて前のメンバーからはプレッシャーをかけられました。
ここにいる松枝、桑原と、4月に品質管理に移った樋口も初めてで担当メンバーも実は「リニューアル」しました。赤澤だけ前回も携わっています。
僕自身はもともとは鶏の専門なのですが、鶏(の改良)に携わるのは久々で(取組み当初は)ものすごく緊張した記憶があります。

それでは私どもの2015年12月の「消費者目線」を意識した提案は
ずいぶん皆さまを困らせたのではなかったでしょうか?

研究技術チーム長代行 赤澤様:
僕は前回も前々回も担当として南部どりのリニューアルに携わっておりました。確か無薬飼料の取り組みが一番初めのリニューアルと記憶しています。大学と組んで味のことを徹底的にやりたいとご要望がありました。新潟大学で味覚センサーを使った味のデモンストレーションを甘竹社長に行ったことがあります。
前回までは「昔の流れはこうだった」ということを話しながら、その延長線上でやっていました。「消費者目線」はこちらは全く想定していなかった視点で、今回の大きなポイントですよね。

新しいアプローチを受け入れて下さったことに感謝いたします。
アマタケ側も前回までは農場が主体のリニューアルでした。
今回はマーケティングや営業が主体となって動きました。
現在のような飽和市場ではメーカーの思いだけでは
なかなか売上に結びつかなくなってきたことも実感しています。
我々も今回は視点を変えたアプローチが必要と考えました。

南部どりは皆様にとってどんな存在ですか?

研究所所長 高橋様:
「長い歴史の中で無薬飼育から取り組ませて頂いた歴史の詰まった鶏」と言えますでしょうか。御社の生産現場に出向させて頂いた経験もあり、南部どりリニューアルに携われたことは私の誇りです。重みのある別格の鶏と思っています。

研究技術チーム長 上野様:
開発というのは「変化させる」というのが基本。取組み当初に他社比較で南部どりを食べた時にすでにレベルが高く十分おいしくて「これ以上どうすればもっとおいしくなるのだろう?」とプレッシャーに感じました。
でも、もうすでにおいしくて今さら変える必要がない、だから「磨けばよい」んだ!と開発の発想の転換をしたら、開発が進み始めました。そう考えるともっと良いものができると確信しました。本当に勉強になりました。

研究技術チーム長代行 赤澤様:
今回は御社(アマタケ社)から消費者目線の提案があり、ずっとやっているといつもベストウェイでのぞんできましたが、今回はどんな改良の望みがあるのかを新しい視点で見つめることができました。

松枝様:これまでのリニューアルの歴史がある中で今回はすべて最初から携わりました。私にとってとても身近で愛着のある鶏になりました。
南部どりがおいしいのは何でだろうと思った時においしい理由が沢山詰まっている鶏だからと答えられます。他にないオンリーワンの鶏だと思っています。

桑原様:自分が携わった鶏がスーパーで販売しているととっても身近に感じました。本当に貴重な経験をさせて頂きました。とても嬉しかったです。

研究所所長 高橋様:
とにかく、ここにいる5名は南部どりの熱狂的なファンです!

ありがとうございます!
消費者の方にもお店の方にも、南部どりのファンになって頂くことが大事。
そのために、皆さまと一緒に培ってきた南部どりの「おいしさ」の秘訣を
丁寧にわかりやすく伝えるために活動していきたいと思っています。

ご質問に丁寧にお答え頂き、本当にありがとうございました。
これからも進化する南部どりへのお力添えをお願いできれば幸いでございます。