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story 76:製造部

鶏と、暑い夏を乗り越える!

私達の部署の仕事は、生鳥の受け入れから始まります。早朝、トラックダイヤの着時間になると、農場から鶏が運ばれて来ます。

鶏は暑さにすごく弱いです。鶏には汗腺がなく、汗をかいて体温を下げることが出来ません。そのため、夏の暑い時期は、鶏が熱中症にならない様に鶏の熱死対策に取り組んでいます。

まず、朝一番に、鶏の様子を見ます。口をパクパクさせて呼吸をしているようだったら危険信号です。素早く対処しなければ死んでしまいます。鶏は生鳥カゴに入って来ますが、対策期間中は、1羽少なく入れます。懸鳥までの待機の間は、生鳥カゴ同士の間にスペースを空けて、なるべく風通しを良くします。

天井からは大型換気扇を稼働させ、更にミストを散水して、外気にさらされている鶏にとって危険な環境を、少しでも涼しくするようにしています。ホースで放水し、床面の温度を下げることもとても効果的です。それほど気温が高くなくても、湿度が高いと症状が出ることがあります。そのような環境なので、人にとっても熱中症対策を行いながらの作業となります。

夏も後半戦。天候の変化を事前に把握し、農場で大切に育てた鶏を絶対に死なせない!という思いで生産部・運送部・製造部が一体となって、常に連携を取りながら、夏を乗り越えたく思います。

(製造部 製造1課 鈴木 浩二)