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story 80:種鶏・孵卵部

生きものを育てる農場で働く。

私は成鶏課で働いています。

鶏舎の掃除、水洗い、消毒から移動準備まで全般に携わっています。種鶏のアウト出荷を終えて次のロットの種鶏を迎えるまでの期間に、鶏舎の鶏糞を鶏糞処理場に搬出して、水洗い・消毒等の作業を行います。ネスト(巣箱)や給餌機の組み立て、床にチップ(敷料)を敷いたり、新しい種鶏を受け入れる準備などをします。種鶏が入っている鶏舎でトラブル(給餌、給水、換気など)があれば駆けつけて、トラブル解消に努めたりと多岐にわたります。

また、鶏糞処理場の管理も担当しています。鶏舎から出る鶏糞をトラクターなどで撹拌して燃えやすくしてから焼却し、燃えた後の焼却灰は、肥料として出荷するための製品として整えます。トラックやフォークリフト、トラクターなどの様々な車両を扱いますので、事故を起こさないように常に安全な作業を心がけています。

毎年11月頃になると鳥インフルエンザの報告が上がってきます。隣県等から発生の報告を聞くと不安にもなります。日頃から防疫には注意していますが、徹底していきたいと思います。

どの仕事も良い鶏を飼育するための環境づくりに必要なことだと思います。鶏さんたちが安心して良い種卵をたくさん産んでくれるように頑張っています。生きものを育てる農場で働くことは、日々勉強の連続ですが、1日1日を大切に仕事に取り組んでいきます。

(種鶏・孵卵部 成鶏課 坂本 幸城)